ご結婚されるお二人 両家のご両親は黒留袖とモーニングで!

本日はご結婚される新郎新婦様のご両親のお衣裳について。

 

お父様(男性)のフォーマルスタイルについて

フォーマルスタイルの中でも最上級の正装とされるもののひとつが【モーニング】です。

それゆえに、着こなしにも品格が求められ、普段慣れ親しんでいるビジネススーツとは違ったルールやマナーも数多く存在します。

 

お母様(女性)の正装について

両家の母親は染め抜き日向五つ紋を付けた黒留袖を着るのが一般的と言われています。

黒留袖は既婚女性の礼装で、5か所に家紋を染め抜き日向で入れます。

金や銀、白地の錦織や唐織といった織りの袋帯を締め帯揚げや帯締めは白か白地に金銀入り、長襦袢も白にします。

帯の左側には黒骨の金銀地紙の祝儀扇を挿します。

 

先日あったお話・・・。

新郎のご両親様が来店され奥様は黒留袖をお借りいただき、お父様はモーニングではなく礼服をご希望でした。

お話を聞くと以前ご兄弟の結婚式に列席された時、ご両家のお父様は礼服で列席されていたそうです。

その時の事もあり、礼服をご希望されたとの事でした。

悩まれていたのでお相手のお父様がどんなお衣裳を着られるか一度お尋ねされては?とお伝えしましたが、それは出来ない!とのお返事だったので、では第一礼装のモーニングを着られていれば安心ですよ♪とアドバイスさせて頂きました。

半信半疑でしたが、騙されたと思って着ていって下さいとお願いしました。

そこまで言うのならば・・・とOKしてくださいました。

その後、返却に来られた時にお父様からはモーニングで良かった!と。

恥をかかなくて本当に良かったと感謝いただけました。

お父様の心境として普段から着慣れないとう事もあり不安だったと思いますが古き良き時代を過ごしてきた貸衣裳ヤスハラを信用して頂き誠にありがとうございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です